WordPressプラグインの自作方法・作り方

プラグインの基本構成

WordPressプラグインを自作するには、最小限のファイル構成として以下のものが必要です：

1. プラグイン用のフォルダ
2. プラグイン用のPHPファイル

手順

1. プラグイン用のフォルダを作成

フォルダ名は自由ですが、わかりやすい名前をつけましょう。例：my-plugin

2. プラグイン用のPHPファイルを作成

フォルダ内にmy-plugin.phpというファイルを作成し、以下のコードを記載します：

<?php
/*
 * Plugin Name: マイプラグイン
 * Version: 1.0
 * Description: オリジナルのプラグインです。
 * Author: あなたの名前
 */

このコードにより、WordPressがプラグインを認識します。

3. プラグイン用の処理を記載

例えば、wp_footerアクションフックを使ってページのフッターに「Hello World!」を表示する簡単なプラグインを作成します：

<?php
/*
 * Plugin Name: マイプラグイン
 * Version: 1.0
 * Description: オリジナルのプラグインです。
 * Author: あなたの名前
 */

function hello_world() {
    echo 'Hello World!';
}
add_action('wp_footer', 'hello_world');

4. プラグインをアップロード

作成したフォルダをwp-content/pluginsディレクトリにアップロードします。

5. プラグインを有効化

WordPressの管理画面からプラグインを有効化します。

具体的な使用例と事例

CSS・JSファイルの読み込み

プラグインから独自のCSSやJavaScriptファイルを読み込む例：

<?php
function custom_files() {
    wp_enqueue_script('my-script', plugin_dir_url(__FILE__) . 'assets/function.js', array(), '1.0.0', true);
    wp_enqueue_style('my-style', plugin_dir_url(__FILE__) . 'assets/style.css', array(), '1.0.0', 'all');
}
add_action('wp_enqueue_scripts', 'custom_files');

このようにすることで、テーマが変わっても指定したスタイルやスクリプトが適用され続けます。

ショートコードの作成

最新の投稿を3件表示するショートコードの例：

<?php
function show_posts() {
    ob_start();
    $args = array('post_type' => 'post', 'posts_per_page' => 3);
    $the_query = new WP_Query($args);
    if ($the_query->have_posts()) {
        echo '<ul class="post-lists">';
        while ($the_query->have_posts()) {
            $the_query->the_post();
            echo '<li class="post-list" id="post-' . get_the_ID() . '">';
            echo '<a href="' . get_the_permalink() . '">' . get_the_title() . '</a>';
            echo '</li>';
        }
        echo '</ul>';
    }
    wp_reset_postdata();
    return ob_get_clean();
}
add_shortcode('showPosts', 'show_posts');

このショートコードを使うと、指定したページに最新の投稿リストを表示できます。

まとめ

WordPressプラグインの自作は、テーマに依存しないカスタム機能を実装するのに非常に有効です。これにより、テーマ変更時でも必要な機能を維持できます。自作プラグインを作成することで、より柔軟で強力なサイト運営が可能になります。

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