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ノーコード(STUDIO・Wix)で作るときの向き・不向きと始める前の確認点
結論から言うと、STUDIO や Wix などのノーコードツールは、数ページから小さく始めて、社内で更新を続けたいサイトに向いています。一方で、サービスにない機能が必要なサイトや、将来ほかの仕組みへ移る可能性が高いサイトでは、あとから手間が増えやすくなります。
ノーコードとは、プログラムを書かずに画面操作だけでサイトを作れるツールのことです。ここでは、発注・運用する側の目線で、ノーコードで作るかどうかを判断するためのポイントを整理します。制作会社・フリーランスへの依頼との比較は、制作会社・フリーランス・自作(ノーコード)の選び方と比較で解説しています。
ノーコードツールの料金はどう決まるか
ノーコードツールは、サーバー(サイトのデータを置いて公開する場所)がサービスに含まれ、月額または年額の利用料を払い続ける仕組みが一般的です。無料プランで試せても、会社のサイトとして公開するには有料プランが必要になる場面が多くあります。
STUDIO の場合
STUDIO の料金ページでは、次のようなプランが示されています(2026年10月確認。金額は年払い時の月額)。
| プラン | 月額(年払い) | ページ数の上限 | CMSの公開アイテム数 |
|---|---|---|---|
| Free | 0円 | 50ページ | 100件 |
| Mini | 590円 | 2ページ+404ページ | 100件 |
| Personal | 1,190円 | 150ページ | 1,000件 |
| Business | 3,980円 | 300ページ | 5,000件 |
CMS(お知らせやブログを管理画面から更新する機能)の公開アイテム数や、フォームで閲覧できる回答数もプランごとに上限があります。たとえば Mini は独自ドメイン(自社の「〇〇.com」などのアドレス)で公開できる一方、ページ数は2ページまでです。作りたいページ数と、お知らせを何件くらい載せるかを先に見積もってから、プランを選ぶと迷いにくくなります。
Wix の場合
Wix の公式ヘルプでは、無料サイトにはサイト上部に Wix のバナー広告が表示され、広告を消すにはプレミアムプラン(有料プラン)へのアップグレードが必要と案内されています(Wix ヘルプセンター:Wix ブランド広告とファビコンを削除する)。また、独自ドメインを接続するにもプレミアムプランが必要で、料金は地域によって異なる場合があるとされています(Wix ヘルプセンター:Wix プレミアムプランの料金)。最新の金額は公式の料金ページで確認してください。
ノーコードが向いているケース
- 名刺代わりの数ページから始めたい:会社概要・サービス・アクセス・お問い合わせ程度の構成なら、ツールの機能で十分まかなえることが多い
- お知らせや写真を社内でこまめに更新したい:画面を見ながら編集できるため、専門知識がなくても更新しやすい
- サーバーの管理をしたくない:サーバーや更新プログラムの管理はサービス側が担うため、自社で保守する範囲が小さい
- まず形にして、反応を見ながら育てたい:新しい事業やイベントの告知など、早く公開することを優先したい
社内に文章や写真を用意できる人がいて、作業時間を確保できることが前提になります。
ノーコードが向いていないケース
- サービスにない機能が必要:予約・会員・決済・外部システムとの連携などは、ツールの標準機能や追加アプリで対応できるかが分かれ目になる。対応していなければ、別の仕組みを組み合わせることになる
- ページ数やお知らせの件数が多い:プランの上限に近づくと、上位プランへの切り替えが必要になる
- 将来、別の仕組みへ移る可能性が高い:ノーコードツールのサイトは、そのサービスの上で動くことが前提です。デザインやデータをほかのサービスへそのまま持ち出せるとは限らないため、移行する場合は作り直しに近い作業になることも考えておく
- 長期的な費用を抑えたい:利用料は公開している限り続く。制作会社に依頼した場合の保守費用なども含めて、数年単位で比べるとよい
移行のしやすさについては、テキストや写真の元データを自社で保管しておくだけでも、次のサイトづくりが楽になります。CMSの種類ごとの違いは、更新しやすいサイトの条件:CMSの選び方も参考にしてください。
始める前に確認したい5つのこと
- 必要なページ数とお知らせの件数:選ぶプランの上限に収まるか
- 必要な機能:フォーム・予約・多言語などが、標準機能や追加アプリで使えるか(公式ヘルプで確認する)
- 独自ドメインの名義:ドメインを誰の名義で取得・管理するか。ツールを変えても自社で使い続けられるか
- 年間の利用料:月払いと年払いの差、上位プランに上げた場合の金額
- 更新の担当者:公開後に誰が、どのくらいの頻度で更新するか
3つめのドメインについては、ドメインとサーバーは誰の名義?で詳しく解説しています。ドメインを自社名義で持っておけば、あとからツールや依頼先を変えても同じアドレスを使い続けやすくなります。
まとめ
- ノーコードツールは、サーバー込みの利用料を払い続ける仕組み。無料プランでは広告表示や独自ドメインの制限がある
- 小さく始めて社内で更新したいサイトに向き、特殊な機能や将来の移行が見込まれるサイトには向きにくい
- 始める前に、ページ数・必要な機能・ドメインの名義・年間の利用料・更新の担当者を確認する
ノーコードで始めるか、制作を依頼するか迷ったら、無料相談でお気軽にご相談ください。制作の流れはWeb制作のサービス紹介でもご覧いただけます。
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